2012/03/15

宗教本のようなタイトルだけど違ったよ - [書評] - モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

はてなおやがオススメしてたので、手にとってみました。
そうでもなきゃ読まないよね、このタイトルじゃ・・・

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク
講談社
売り上げランキング: 1436


勤労意欲は報酬に比例するっていうのは迷信ですよーということを、いろいろな実験の結果やらWikipediaやオープンソースの事例やらをもとに20世紀の遺物であることを証明していき、ではでは21世紀の勤労意欲の源泉てのはなんじゃいな、というのを考えていきます。

報酬に関する実験というのが割りと面白く、例えばお絵かきが好きな子供を2グループに分けて、片方には報酬を与えてもう片方にはなにも与えなかった場合、報酬を与えた方のグループは報酬がない場合に絵を書かなくなったとか、まぁ確かにそうなるわなということが想像できつつ、意欲が報酬に比例するという常識と合わせて考えると「あれ?なんで?」となって、ちょっとした空き時間にぼんやり考え事するための、いいお題になってくれます。

世の中豊かになって幸せなことに食うには困らなくなっていますし、働き方や価値観なんかも多様化してるので、このモチベーション3.0の考え方を安易に組織論とがっちゃんこしてしまうのは色々と罠がひそんでいそうな気がしますが、自分のモチベーションの源泉を、なんとなくではなく、きちっと言語化しておくのは割りと意味のあることだと思いますし、さらに踏み込んで自分と同じ源泉を持つ人の特徴ってなんじゃらほいというところまで落とし込めれば、それはそれは素敵なフィルタになると思うのです。

フィルタリングってのは割りと重要なことだと思っていて、例えば先日ニュースになった和民の件にしても、長時間労働は悪、和民の存在自体が悪といった論調をよく目にしましたけど、がむしゃらに仕事したいんですワークライフバランスなにそれ?、という考えの人も世の中には一定数いるわけで、そういう人たちに仕事を創って与えているという点において、長時間労働も和民も即悪とはなりませんし、不幸の発端は採用する時のフィルタが甘く、企業文化と異なる方を採用してしまった点にあるのかな、と思います。

ちなみに私は絶対に働きたくないデス。


組織の話になってしまいましたが、個人的にも仕事をしていて、この人やりやすいこの人やりにくいというのは確かにあって、色々な要因があるのでしょうけど、それでもモチベーションの源泉が近いかどうかというのは大きな要因のように思えます。

自分のモチベーションの源泉を言語化して、フィルタ創って、同じような人だけ集めて仕事できたら、それはそれはエクスタシーだろうなと思うわけですが、中学生みたいですかそうですか。

Wikipediaもオープンソースもこの中学生のような欲求のひとつの形なわけですけど、大きく違うのはそこに生活がかかってないということですね。

そんな意味ではてなおやも言及しているGitHubには割りと注目してます。
英文ブログ読むのてら時間かかるけど( ゚Д゚)y─┛~~

てか四の五のブログ書くヒマあるならGitHubでソース公開しろよって話か。まぁいいや。


モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク
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