2012/02/03

若さゆえの過ちへの接し方とかモノの作り方とか


世の中には2種類の人間がおりまして。

何事もソツなくこなしてシュッとしていてなんだったら笑うと白い歯がキラリんとしてもうお前なんか爆発すればいいのに、という人間と

やることなすこと全てけつまずいてゴロゴロ転げてシェリーおれは歌うとか訳の分からんことのたまったあげく周囲からは「笑えないよねヒソヒソヒソヒソ」と言われてしまう人間と。

私なんかは明らかに後者でして、やらかしてやらかして、そのうえでもうあり得ない大失敗をやらかして、お前なんか干からびるまで自分で自分のち◯こしばき続けてテクノブレイクで死んだらええねん、と言われても仕方ないような半生を送ってきたものの、周りの大人の温情によって、やらかした後も同種の仕事を与えてもらって、自分が爆発させた案件の事後処理する人を傍目に見ながら「ああ、ああすればよかったのか」などとシコシコ反省するという貴重な機会を与えてもらいつつ今に至るわけでございます。

つまりなにが言いたいかというと、自分も後輩どもの若さゆえの過ちには寛大でありたいと思ってるわけです。

なおかつ、作為による失敗というものは放っておいても勝手に反省するからいいのですが、不作為による失敗というのは本人に自覚がないので周りの大人が口を酸っぱくして言ってあげないといけないなとも思ってるわけです。

なので賢者モードになってボケーッとしてしまっている子を見ると「あのね、君の役目はね・・」などと優しく諭して「ああなるほどそうかー」的なリアクションに喜びを覚えたりするのです。



でもまぁ2回が限度やね



と、太字にしてみましたが若者を責めるのは筋違いでWeb、システムの業界全体が未成熟すぎると思うのです。

これだけ安価にこき使えるフリーランスが世の中に氾濫している世の中で、なぜ企業様が企業様に対して高いお金を払ってでも発注をかけるかといえば、要するに技術者の選定であるとか、成果物に対する責任であるとか、面倒臭いことから解放されたいわけで、つまりは組織的な対応を要求するのは当然なわけで。

でも制作側の実態は人格依存なわけで。
面白法人さんとかそのへんどうやってクリアしてるんでしょうか。マニュアルがあったりするのかな。でもそれってなんか矛盾してる気がする・・w


Webページやシステムの構築って工業製品的な正確さを求められますけど、オーダーメイドである時点で、映画の撮影だったり、広告の制作だったり、雑誌の編集だったりと似てる部分が少なからずあって、その辺東宝とか、電通とか、講談社とか成熟した企業様はどうやってるんでしょうね、とか。

服飾とかオーダーメイドでもある程度規格化されてて、オーダーメイドでなくても既製品の組み合わせでオリジナリティを出せたりとか。

酔っ払って、でも寝れなくて、ぼんやりそんなこんなを考えてたら、なるほど、8時じゃねーの。



ちなみにこんなこと書いてますけど、ワタクシ、小奇麗な静的ページを作るスキルも意欲も情熱もございませんっw





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